中書島からいったん帰り、更に近所の墨染寺(ぼくせんじ)へ、夜桜見物に出かけました
4月10日の夜と翌日の11日、桜まつりが催されるという張り紙を見つけたので
ドンナンカナ~~という気分でふらふらと・・(笑
ここは、通称【桜寺】とも呼ばれるように、隠れた桜の名所のようです
特にホームページなどはないのですが、こちらのサイトに簡潔にまとめられているので
どうぞご参照下さいませ
墨染寺
桜の本数自体は少なく、とても小さなお寺さんですが
この寺の桜にまつわる有名な句のせいか、桜の姿がとても優美に感じました
私はいつもこの通りを普通に歩いていましたが
今回、この記事を書くにあたり色々調べておりましたら
なんと、寺の威勢が盛んな頃は、この前の通りは300mに及ぶ遊郭で
お茶屋さんは25軒程もあったのだそうです
島原の流れを汲む由緒ある遊郭として、江戸・元禄時代の全盛期には
京都の公家衆が多数訪れ、
忠臣蔵の大石内蔵助が遊興したのは「祇園一力茶屋」になっていますが
実際はこの伏見の、撞木町萬屋(しゅもくちょう・よろずや)だったのだそうです
遊郭は、明治44年の京阪電鉄が開通と共に寂れ、廃業したそうです
また、小野小町で有名な、かの深草少将の邸宅跡はこの南に・・
そしてその家の敷地には伏見の大仏様が・・
深草少将の家が、深草の地にあったことは訊いていましたが、まさかこんな地元だとは・・
いつも歩いている坂道を歩き、小野小町の家に通っていたとは・・;
なかなか面白い街だったのですね
またゆっくり散策しなければなりません・・
伏見の大仏様を拝むには、予約が必要なのだそうです
今すぐにでも歩いて行きたい気分・・
でも、今日も外は曇っているし・・;
中には食物の露店が出ていて、アイリッシュ音楽やジャズの生演奏がありました
地元の有志の方や、学生のボランティアさんのようでした
アイリッシュ音楽にあわせ踊る人たち・・
お祭り男が羨ましそうに見ていると思っていたら、そのうちこの場で踊りだしました
踊った後は、食べます・・食べます・・
夜も更けて・・
少々肌寒くなってきたので、先に見つけていた『これ』の確保に・・
少々画像がぶれております
やはり夜桜には『これ』でございます・・