商店街を抜けた辺りに、駐在所だった古くて可愛い建物があり
町の案内所になっていました
木枠の窓に飾られた折り紙・・・
ずっと前に、何かで知って、行ってみたいなぁ~~と思っていた【古書喫茶ちちろ】さんの場所を尋ねます
案内の方々はとても親切で、丁寧・・
町の地図や、お店などが書かれたパンフレットもくださいました
どうやらここからすぐのところみたいです
地図を眺めながら、カメラ片手に歩きます
好きな町には、好きな花が・・・
赤茶けたトタンをバックにタチアオイの花
たまらないこの感じ・・・・・・
どうやらこの先、すぐのようですが・・・
と、後ろから、しゅ~~~~っと軽やかに過ぎて、目の前の古民家の前に止まった自転車が・・・
「暑いなぁ・・・」
フレンドリーにお声をかけて下さった自転車の主が、なんとお店のご主人だったようです
綺麗なお姉さんに、おっとりと勧められるまま、靴を脱いで上がり、空いていた真ん中あたりに進むと
そこは、ちょうど冬は掘りごたつになる席だったようで、座り心地も満点・・・
近くの女子大の学生さんっぽい若い女性や、お一人様の男性、書き物をされている女性などが
思い思いに静かな時間を過ごされています
風の吹き抜ける薄暗い部屋に、クラシックレコードの音色が低く流れ
木枠の窓から差し込む昼下がりの優しい光が、往来を歩く人の影で時折揺れます
何だかずっと前から、ここを知っていたような居心地のよさ・・・
このとおり、私たちも、あっという間に馴染んでしまいました・・・・・
ハーブティ、オレンジジュース、杏やメープルシロップのタルト・・・
まったりと優しいお味で、とっても美味しかったです♪
子供が、おうどんを食べたいと、お勘定を済ませ外に出てからもずっと戻りたがっていましたが(^^;
またの機会を作る約束をして次の場所へ・・
看板には、二階がおうどん屋さんで、一階が喫茶室とのこと・・
座った一階には古書がなかったので、二階に移ったのかもしれません
可愛い鳴声だけ聞こえた黒猫さんや、水槽で泳ぐ大きなオランダ獅子頭やランチュウたち
緑の溢れる小さくて明るい中庭等々・・・
本当に、昭和にタイムスリップしたような素敵な時間でした
でも、昭和の頃に、あんな美味しいお菓子はなかったですが・・(笑
素敵なところでした
今度は古書のある部屋で、おうどんときんつばと珈琲をぜひ♪
古書喫茶 ちちろ