10年前に、ある公募エッセイに投稿して入選し、文庫として発表されていたエッセイを
NHKさんの【夜は胸きゅん】で、このたび採り上げて頂くことになり、
昨年の暮れ、撮影を終えたところだったのですが、放送日が決まったので、
御礼を兼ねて、撮影に協力して頂いた母校である服飾専門学校に、ご報告に行ってきました
その道すがら、学生時代を過ごした松原から五条界隈の写真を撮りためて参りましたので
今日からちょっとレトロチックな京都の写真をUPしてゆきたいと思います
ちなみに放送日ですが、2月5日火曜日、夜10:45~11:00、HNK総合TV です
今回の放送に関係なく、本当に胸がきゅんとなるような素敵なお話が満載の番組ですので
どうぞ一度ご覧になってみてください
番組進行役は、少年隊のニッキさん、他に毎回ゲストがお一人
後半のナレーターは、あのあがた森魚さんという豪華さです
再放送もあるようですので、下記、番組のH・Pでご確認くださいませ
【夜は胸きゅん】
まずは、五条大橋です
この橋の東、五条通の真ん中に、牛若丸と弁慶の銅像があります
でも、実際の物語の橋は、五条大橋の北、松原橋であったと聞いています
五条大橋からもっと西へ・・河原町通りを北に上がると、万寿寺通りという狭い道があります
専門学校は、ここを更に西に歩いたいかにも京都らしい住宅街に建っています
万寿寺通りは、平安時代からある狭い通りで、その頃は、樋口小路と呼ばれていたそうです
河原町通りから、万寿寺通りに入ってすぐに、古い和蝋燭屋さんがあります
手描きの可愛い蝋燭が、古いショーウィンドーに並んでいます
よく、何故、仕事場や学校を東京で選ばなかったの?と訊かれます
当時は、京都から離れられない理由がそれなりにあったからなのですが
今思えば、ビジネスは東京、大阪に限る反面、こと物づくりに関しては、
京都ほどふさわしい街はないように思われます
後継者問題に、少々不安材料は残るものの、狭い通りに立ち並ぶ民家以外の家は、
殆どが専門店や家内工場
その奥の深さや幅広さには驚きます
ちょっと探せば、物づくりの材料が見つかります・・・
染み抜き屋さんの手前の店が、この和蝋燭のお店です