今日、役所に用があったので、
最寄り駅を二駅超えた藤森(ふじのもり)駅で降車した
改札を東に出ると、琵琶湖疏水の流れに出会う
私が毎朝、ノアールと散歩中に見る疏水と、同じ流れである
疏水の脇の細い道沿いに、小さな食堂や、喫茶店がある
ここに住む人がいて、この道を歩く人がいて、この店でお茶を頂く人がいる
何気ない当たり前の風景・・・
でも、そういうものに、郷愁を感じてしまうのだ・・・
写真の、右上の道しるべに書かれているところが、
この夏にご紹介した
ここである
次は、左の石碑を、写真の右側から見た写真
この石碑に記されている皇室の御陵は、
ここ
そして、この小さな橋は、極楽橋
名前の由来はわからない
この御陵と、関係があるのだろうか・・・
更に、この橋を渡り、反対側から撮った写真が、これ
10年以上も前になると思うけれど、大好きな書家、榊莫山先生が
毎日新聞の日曜版で、心に残った色んな字を、ご紹介されている連載があった
(ちなみに、今も、日曜版では、先生の新しい連載が始まっている)
この中には、石碑の字の紹介もあり、五条大橋西詰めの
小さな扇形の公園の中の、見慣れた碑に書かれた字という
馴染みのある場所も紹介されていたりして、毎週とても楽しみにしていた
主人も、毎週、その記事を、切抜きにして取っていた
この朽ちかけ始めた小さな橋のこの字体も、すごく流麗な、
優しい字だと思うのだけれど
莫山先生が見られたら、なんとおっしゃるだろう
この何気ない小さな橋
でも、なにか訳があって、こんな名前が付けられたのだろう
この橋が架けられた、いにしえの時代には、
どんな出来事があったのでしょう・・・